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イネイト健康法とは?

 

 内なる自然の力を引き出すために必要な環境を整えよう

■私たちの中に眠る「内なる自然な力」


月刊誌 致知

 自然治癒力という言葉は皆さんよくご存じだと思います。人間は本来薬に頼らなくとも自分で自分の病気を治すだけの力を持っています。その人の病気に対する抵抗力が強ければ、多少の病原菌が入ってきても病気にいたらずに済みますし、怪我であればいつの間にか治っています。


 見方を変えると、人間の自然治癒力が低下していれば、ちょっとした病原菌や刺激ですぐに病気になってしまう、という言い方もできます。がん細胞にしても当たり前のように体内に発生していますが、発病に至らないのは自然治癒力の働きによってがん細胞が消滅しているためです。自然治癒力ががん細胞に負けた時に、がんという病気が進行してしまうのです。


 残念ながら、私たちの生活空間は自然治癒力を低下させる要因が年を追うごとに増え続けています。食べ物に含まれている添加物や防腐剤、残留農薬、水道水の塩素、排気ガス、さらには近年注目を集め始めた電磁波など、一つひとつ数え上げていたら切りがありません。


 後ほど説明しますが、一般に危険とは思われていない腕時計、指輪など体に身につける貴金属、眼鏡のフレームなども電磁波を取り込む働きがあり、決して安全とは言い難い部分があります。


 若い頃から人一倍健康に関心を持ち、多くの人の病気を癒してきた私ですが、生活の身の回りにあるものがここまで危険に溢れているとは考えてもいませんでした。


 少し自己紹介させていただきますと、私は昭和49年に鍼灸治療院を開設し、多くの患者さんを抱える鍼灸師として業界内で有名でした。しかし、鍼灸で一時的に改善したと思っていた患者さんが、間もなくなったりというように、治療の限界を感じていたのも事実でした。


 「病気がよくなるための原理のようなものがあるのではないか」と思い続けていた時、偶然カイロプラクティックの創始者の息子であるB・J・パーマーという人の本を読み、その考え方や哲学に大いに共感するものがあったのです。


 それまでの私は病気を癒すには、外から刺激を加えることが必要と考えていました。鍼灸だけに限りません。漢方薬も薬草も外部から内側に対して何かの刺激を加える治療法です。しかし、パーマーは症状を見る場合、症状そのものよりも「原因をしっかり見なさい」と説きます。原因といのは、その人の「内なる自然の力」がきちんと働いているか、弱まっていないかということです。確かに、それまで私がやっていた鍼も、鍼という行為を通して「内なる自然の力」を引き出すためのものではありましたが、眠っているエネルギーを永続的に目覚めさせるにはまだ不十分でした。


 パーマーの考え方に共鳴した私は、以来彼の考え方を取り入れたカイロプラクティックの治療に転じ、それに基づく無刺激、無接触で波動による治療学の研究を進めていきました。現在は東京・新橋で波動による整体治療院を開設し、人の中に眠る「内なる自然の力」を引き出すお手伝いをさせていただいています。


 

■生活の中から不自然なものを取り除く


  この「内なる自然な力」をパーマーは「イネイト」(innate)と呼んでいます。直訳すると先天的という意味ですが、語源的には in nature  つまり内なる自然の知恵という意味ではなかろうかと私は解釈しています。


 ごく大ざっぱに説明すると、脊椎動物の脳には脳幹があり、睡眠や食欲、呼吸血液循環など生命そのものに関することと司るコントロールセンターのような働きを持っています。ここには生命始って以来、三十五億年の知恵が詰まっており、パーマーはこの脳幹がイネイトの座と捉えています。


 人間が本能的に病気を予知できる直感力を備えているのも、この脳幹が働いているからなのです。脳幹が十分に機能していれば、イネイトは人間の体にスムーズに流れます。心身ともに健全であれば、無意識のうちに不自然な環境に体が敏感に反応するようになり、自然にそういう環境を避けるようになっていきます。


 しかし、前述の通り、私たちの生活は様々な状況によって、イネイトの流れが遮られる状態になり、生命本来の力が十分に発揮できないでいるのです。不自然な環境であっても不自然とは感じなくなってしまいます。


 大脳の働きによって科学文明がここまで発展してきたのは素晴らしいことです。しかし、科学や理論に固執するあまり、生命の根幹であるイネイトに目を向けなくなってしまったこと自体、生命力や人間本来の知恵を枯渇させる要因になってしまったような気がしてなりません。


 私の治療院では、脳幹の下部にある頸椎を調節してイネイトの流れをよくすることを治療の柱にしているのですが、その理論はすぐには説明できません。そこでここでは日常生活の中で誰もが簡単に実践できるイネイトの働きをよくする方法をアドバイスしたいと思います。
それを一言でお伝えすると、日常の中からできるだけ不自然なものを取り除く努力をすることです。私は、これを "引き算の法則" と呼んでいます。


 私たちの生活は確かに豊かです。しかし便利さや快適さを追求するあまり、不自然なものまでたくさん身につけてしまい、本来の自然な姿を見失ってしまったのもまた、現代人の一面だといえるかもしれません。不自然なものは、自然そのもののイネイトの働きを阻害してしまいますから、これらを取り除くことで自然に健康によい条件が整えられるわけです。


 「不自然」と聞いて食べ物に含まれる添加物や農薬を思い浮かべる方も多いことでしょうが、中にはあまり深く意識しないまま口にしているものもあります。例えば栄養剤です。これが、100%天然の原料ならまだしも、その多くが科学物質であることを考えると、長く飲み続けたらイネイトを阻害することになるのです。


 食生活はできるだけ玄米菜食にし、魚や野菜は住居に近い産地のものを食する方がいいでしょう。加工食品はもちろん甘いお菓子、果物、乳製品、アルコールは摂らないほうが賢明というのが私の考えです。


 同様のことが化粧品や整髪料についてもいえます。選ぶ際には自然の原料を使用したものにし、アルコールや化学物質の合成による香料や強い香りのものは避けることです。


 薬に関しても重病でない限り、極力飲まないことをお勧めしています。嗜好品の煙草などは、まさに"百害あって一利なし"です。



■電磁波を防ぐには装飾品にも注意


 現代人にとって気になる健康阻害要因の一つが電磁波です。電磁波が体に悪いとは知られていても、頭痛、動悸、不整脈など様々な症状を引き起こしていることは意外と知られていません。


 パソコンや携帯電話、テレビなどに囲まれて生きる私たちにとって電磁波を避けることは難しいことですが、電化製品にアースを取り付ける、蛍光灯は電球に替える、電子レンジは使わない、枕元に電話やテレビ、オーディオデッキなどを置かない、部屋の風通しをよくして新鮮な空気を保つ、といったちょっとした心がけで影響を抑えることができます。


 電磁波から身を守るには、身につけるものにも注意が必要です。例えば、腕時計は電池を使用しない手動手巻きなどクオーツでないものを選ぶ、電磁波を集めてしまう眼鏡の金属フレームはプラスティックに替えるか金属部分に透明マニキュアを塗る、ネックレス、指輪、イヤリングなどの貴金属品は身につけないといったことを心がけるとよいでしょう。
イネイトは脳幹から全身へと流れます。その流れをせき止めないためには、体を締めつけないことが大事です。不思議に思う方もいらっしゃるでしょうが、靴やベルト、パンツのゴムを緩くしただけで花粉症などのアレルギー症状が驚くほど改善したという報告は数多く寄せられています。


 まず、きつい靴は避けるべきです。きつい靴は足だけでなく身体にも悪い影響を与えます。足から膝、膝から腰、腰から背骨、さらに頸椎へと、ドミノ倒しのように歪みが伝わっていくのです。


 そのように考えると、女性のハイヒールはファッション性よりも、履き心地を優先したいものです。靴下の素材は綿や麻、絹など、下着や服も化学繊維はやめて天然素材を選びます。できればストッキングも避けたほうがよいと思います。

 

 

■ワクワク感が人間を健康にする


  以上、イネイトの働きを促すための"引き算の法則"をご紹介しましたが、逆に"足し算の法則"もあります。つまり人間の体を自然に順応させるために積極的にやったほうがよいというものです。


 最も理想なのは、やはり環境のいいところで自然に親しみながらゆったり生活することです。カルチャーという言葉が農耕から来ていることでも、それはうかがえます。


 しかし忙しい現代人にとっては、現実問題としてなかながそういうわけにもいきませんから、なるべくワクワク感を持てることを考え実践することをアドバイスしています。お金を貯めたり社会的地位を獲得したり、それも確かに一時的なワクワク感をもたらすことになりますが、私は他人に喜んでもらうために何かをやる時の喜びに優るものはないと思っています。


 実際、私が診た患者さんの中には考え方を前向きに転換し、人のために尽くすようになって健康状態が改善した方たくさんいます。外からの押しつけではなく自分が心底満足感を味わった時にイネイトが流れるのだと思います。そのためには他人に遠慮して生きるより、少しわがままな方がいいのかもしれません。


 ここで日常の中で心や体の歪みを整える簡単な運動を一つだけご紹介しましょう。


 それは手には何も持たずに大股で五分から十五分歩くことです。走ると体に負担が掛かるので、歩くことをお勧めします。できれば軍隊行進のように右手と左足、左手と右足を大きく振り上げながら
歩いて(あるいは足踏みして)ください。体の歪みが矯正され左右のバランスが均衡になるだけでなく、ストレスの発散にも繋がります。


 私はこれまで三十年以上かけて研究した結果、イネイトの働きの大きさが分かり、それを人々にお伝えできることに大きな喜びを感じています。


 一人ひとりがイネイトの働きを知って健康になることで、やがて社会、国家、そして世界までもが癒されていくのが私の理想でもあるのです。






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